※このブログでは英語を話せる人と話せない人の特徴を比較しています。努力しても話せる様にならなかった方はぜひ最後までご覧ください。
「どれだけ勉強しても自分が英語を話せる様になっているビジョンが見えない。」
「もはやなんで苦手なのかもわからない。」
そんな状況に陥っていませんか?
この記事では、『英語が得意な人』と『英語が苦手な人』の特徴を比べて、どうすれば英語が得意になるのかを研究していきましょう。
私ドミーが大きく5つにまとめました。それでは一緒に見ていきましょう。
1,話せない人は楽しようとするか諦めるか
英語は主に、単語の形を変えて意味を伝えるのではなく、単語の位置を変えて意味を伝える言語です。
※もちろん形も大切です。
代表的なものが、皆さんが大嫌いな文型(SVOとかSVCとか…)と呼ばれるものですね。
文法に関しても、もの凄い分かりやすくまとめたものを公開いたしますので、少々お待ちを…!
極論、順番さえ守ればある程度は伝えることができる言葉なのが英語です。
そこを、「自分には難しすぎて無理だ」と諦めてしまうと、元も子もないですね。
"シンプル"と"簡単"を勘違いして、覚えるべきものを覚えず、楽をしようと変なことを覚えてしまっても、逆に遠回りをしてしまうだけです。
以下に話せない人の2パターンを記載していますので、一緒に見ていきましょう。
話せない(英語は無理ver.)人
最初からネイティブレベルのことを求めすぎている場合が多いです。
「こんだけ話さないといけないんだ。」
「自分の英語は伝わる訳が無い。」
マイナスなことを考えすぎてチャレンジできていないパターンですね。
もちろん、ある程度は知っておいた方がいいでしょう。
ただ、相手も鬼ではありません。
我々が非ネイティブスピーカーだと分かれば、大抵待ってくれます。
チャレンジしなければ、いつまで経っても英語は話せる様にはなりません。
バットは振らなければいつかアウトになるだけです。思い切って振ってみましょう。
話せない人(楽をしようver.)の人
「1ヶ月でペラペラに!」
「聞いているだけで英語が分かるように!?」
夢のような話ですよね!思わず飛び込んでしまいます。
ただ、それに飛び込んで話せるようになりましたか?
SNSなどの料金がかからないものは、まだいいとして。
それにお金を要求してくるところはほぼ詐欺だと思ってください。
何度も言います。簡単に話せているのであれば、我々はこんなに苦しむはずがないんです。
毎日少しずつで構いません。1つの単語だけでもいいです。
英語学習を"楽しんだ"としても、"楽した"英語話者はいません。
あなたの努力が一番の近道ということを忘れないでください。
英語はシンプルです。基本の文法と単語を覚えてしまえば、話せるようになります。
ただ簡単ではありません。毎日少しずつ特訓をする必要があります。
1.話せる人は英語がシンプルと知っている
反対に英語を話せる人は、英語は"シンプルな作り"になっていることを知っています。
上記にもある様に、大体の人が
英語は簡単なんだね!
と勘違いをしてしまいますが、決して"簡単"ではありません。
本当に簡単なのであれば、我々はこんなに苦労していません。
ただ、"シンプル"なんです。
"シンプル"と"簡単"は別物だと考えてください。
日本語では、助詞さえ単語に引っ付けておけば、どんな順番でも相手に伝えることができますよね。
例えば、
「私はあなたを愛している」
「あなたを私は愛している」
「愛しているあなたを私は」
ふと思いついた、3つの文も意味が伝わりますよね。
でも英語は、"I love you."でしか伝わりません。
順番を変えて、"You love me."と言うと、全く意味が違ってしまいます。
「順番にさえ注意しておけば、ある程度は伝わるし、聞き取れる事」を英語を話せる人は知っています。
2.話せない人は英語を学ぼうとする
我々が知りたいのは、どちらですか?
「英語を話す方法」と「英語が話せるようになる方法」
どちらも同じように思えますが、実は全く違うんです。
前項目と重なる部分があるかもしれませんが、
「この場合は過去形を使って"Could you 〜?"と言いましょう」
「過去形を使ったほうが丁寧になります」
こういう風にササッとただの英語を丸暗記させるのが「英語を話す方法」です。(SNSなどでよく見かけますね。)
もちろん、やらないよりかは何万倍もマシですが、これでは応用がききませんよね。
せっかく習ったのに、いざ実践で使ってみようとすると出てこない。後になってから後悔する。
この繰り返しとなってしまいますね。
では、「英語が話せるようになる方法」とは一体どういったものなのでしょうか。
日本語で考えてみましょう。
あなたは外国人に日本語を教えることはできますか?
「"私は"と"私が"の違いってなんですか?」
「”3分おきに"と"3分ごとに"の違いはなんですか?」
「なんで日本語は、順番がバラバラでも伝わるのですか?」
こういった質問に答えることができますか?
なかなかビシッと答えられる方は少ないと思います。
我々は日本語を普段から話しているだけであって、日本語学者ではないんです。
もしかしたら、日本語の先生でも答えられないものもあるかもしれません。
逆に我々日本人が英語に対して抱えている疑問も同じようなもののハズです。
日本語を扱う我々が、上記の日本語の質問に対して答えることができませんでした。
果たして英語ネイティブの方が我々の質問に答えてくれるでしょうか?
なので、
英会話教室に通えば勝手に話せるようになるでしょう!
とお考えの方はちょっとストップして考え直した方がいいかもしれません。
英語ネイティブから学ぶこともたくさんありますが、非ネイティブだからこそ分かるのが、「英語を話せるようになる方法」。
英会話教室に通うからもうペラペラになる!という考えは危険です。彼らは自然と英語を身につけた方々です。
2.話せる人は英語が話せる方法を学ぶ
英語を話せる人は、「どうすれば英語を話せる様になるのか」を知ろうとします。
ただ単に、過去形を使いましょうと言われても納得しません。
そのさらに一歩先の
なんで過去形になると丁寧になるんだろう。
というところを、自分の中で納得がいくまで調べます。
"この場合は"過去形を使って"Could you 〜?"と言えばいいんだね!
なんの疑問も持たずに、丸暗記してしまうと"この場合"でしか使えません。
自分の中で納得が行くまで調べると、"この場合"以外でも応用がきく使い方ができます。
3.話せない人は正解に固執する
最初の項目でもすこーしだけお話ししていますが、英語が話せない人の大半は「正解を求めすぎている事」が原因です。
「これは複数形にしないよ」
「これは不可算動詞だから複数形にはできないよ」
「これはing形にはできないよ」
今までこういう英語を習ってきているので、仕方ありません。
何度もドミーズイングリッシュでは話していますが、言語において正解、不正解はないものと考えてください。
間違いだったとしても、
「ただ自分が伝えたい気持ちや、ニュアンスとは違う。」
というだけで、その表現が無いというのはほとんどありません。
日本語で考えてみてください。
「ググった」「タピった」「ま?」
こんなことを日本語が母国語じゃない日本語学習者が聞いたら、気絶してしまいます。
もっと身近な例を出すと、
日本語の文法は"SOV"ですよ
と習ってきたにも関わらず、「あなたを(O)愛しています(V)私は(S)」なんて言われたら、パニックですよね。
それでも実際に日本で使われている日本語です。
話せる人は正解を求めない
題名の通りです。
まず、正解/不正解はないと知っているので、「あってるかな?」という心配はまずありません。
とにかく自分で勉強したものを使ってみて、堂々と失敗しています。
また、その失敗を馬鹿にされたとしたら、そんな人とは付き合うのをやめてしまいましょう。
言語は常に変化していっているので、その中で常に正解を追い求めていくのは無駄な努力に終わってしまいます。
勉強して、チャレンジして、失敗して、また勉強する。
言語において、学校のような正解/不正解はほとんどありません。
なので、正解/不正解に囚われないように注意しましょう。
4.話せない人は文法を学ばない
文法なんていらないよ!英語には敬語も無いし、気持ちで伝わるさ!
こんなことをたまに聞いたりするのですが、
英語に敬語は存在しますし、文法も必要です!
ただ、勘違いして欲しく無いのは、
「間違うな」と言っている訳ではありません。
学ぶ姿勢が大切なんです。
これも日本語で考えてみてください。
外国人がたどたどしい日本語で
私、扉あく。人、扉来る。私通る。危ない!
最初は我々が頑張って聞き取ろうとしますよね。
それがずーっと続いたらどうですか?
さらに、聞き取れたら
私がすごいんだ!
と、ドヤ顔になり、
聞き取れなかったら、
なんで理解しようとしてくれないんだ!
と怒ってくる。
そんな人とは一緒にいたく無いですよね。
気持ちは大切です。話そうとしない限り、絶対上達しないですから。
ただ、こちらは伝える努力をせずに、相手に任せっきりで、「ほら聞き取れよ」スタイルは完全にマナー違反です。
話せる人は文法を学ぶ
話せる人は、文法はルールではなく、意味なんだということを本能的に感じることが出来ている方が多いです。
例えば、助動詞は「話し手の考え(気持ち)」という意味です。
"I do my homework."私は普段宿題をします。
という文章に"will"(意思)を付けると
"I will do my homework."私は宿題をしようと思う
となり、"can"を付けると
"I can do my homework"私は宿題ができる。
"must"(強制)を付けると、
"I must do my homework"私は宿題をしなければならない。
という風に、自分の"気持ち"を伝えることが出来ます。
つまり、助動詞=気持ちということを覚えてしまえばいいということですね。
そしたら、助動詞を知らないと自分の気持ちを伝えられないという事になりますので、自然と単語も覚えようとするはずです。
こういった形で、英語が話せる人は文法を正しく学ぶことが出来ています。
最後にもう一度言いますが、
「間違うな!」ではなく、学び続ける姿勢を見せることが大切なんです。
文法を学ぶことで、相手にストレスを与えずに会話することができます。
「文法なんて必要ないよ」という考えはすぐに捨て去ってください。ただ、初めから「間違うな」という訳ではありません。間違って、勉強して、またトライする。の繰り返しです。
5.話せない人は英語以外が目標
英語を話せるようになりたい理由はなんですか?
今日本で(特に大人)英語を必死に勉強しようとしている方のほとんどは、TOEICの点数などで昇給や、昇進を目的としているのではないでしょうか?
TOEICの点数取らないと昇進できない!?
しかし、目標が"仕事"となってしまうとなかなか英語力は伸びません。
なぜなら、自分に関連付けすることができていないからです。
全く興味のないダンスでも、プロポーズを含めたフラッシュモブなら、必死で練習しますよね。
これは、自分に「成功すれば結婚できる!」と自分に関連付けができたから努力できたという話なんです。
そもそも、フラッシュモブを成功させたい人はダンスの練習を努力と思っているでしょうか?
おそらく、成功したときの事を思い浮かべワクワクしている方のほうが多いのではないでしょうか?
つまり、努力を努力と思っていないという訳です。
苦手だけど成功するために頑張るぜっ!
これが、仕事となるとどうでしょう。
このレベルのダンスを踊れるようになると、月収¥5,000-上げてやろう
と言われたところで、
え〜なんでよ。関係ないじゃん。
ただでさえ今忙しいのに、そんなことできないよ。
しかもそんだけ頑張って¥5,000-って笑
俺はいいや👋
ってなりませんか?
英語でも同じことが言えます。
話せる人は目標がある意味テキトー
英語はあくまで、人とのコミュニケーションツールの1つなだけです。
一昔前のサラリーマンは、ゴルフと野球を語れるようになりなさい。
と言われていた様ですが、(今も言う?)これは営業などで、顧客と仲良くなるために必要な事という事ですよね。
これもコミュニケーションツールの1つです。
野球やゴルフが大好きな方はいいですよ。喜んで勉強します!って感じですよね。
そうでない人はどうでしょうか。
絶対しんどいですよね。
英語も同じです。
上記のような固い目標
「いい就職先のためにTOEICを…」
「昇進のために英語を…」
そんな目標で、楽しく英語なんて学べるはずがないんです!
仮に勉強できたとしても、使える英語ではないでしょう。
もっと肩の荷を下ろして、テキトーな目標を考えてみてください。
例えば、
「大好きな洋画を字幕なしで見れる様になりたい。」
こんな目標はどうでしょうか。
なかなかハードルは高いですが、
実は映画の字幕は、いろんな規制があって本来の意味とは全く違う訳になっていることが多々あるみたいなんです。
そうなると、
あの時のあの台詞って本当はなんて言ってたんだろう。
と、気になりませんか?
他にも、「かっこいいから」「アメリカ人とお酒を飲みたいから」「旅行で困らないために」
英語を話せるようになりたいのであれば、なんでもいいので自分に関連付けできる面白い目標を見つけてみましょう。
ちなみに私の友人に聞くと、「え、便利やん」と言ってました。
目標はワクワクするものにしましょう。「海外旅行行く」「映画を字幕なしで見る」等
理由が仕事になると、しんどいです。しんどいと続けるのがしんどいです。
まとめ
今回の記事では、外国語が話せる人と話せない人の特徴を比較しました。
この記事を見て
自分は大丈夫だった!
と感じていただけたら嬉しいですし、
ヤベェ!全部当てはまった!
と気づいていただければ、尚嬉しい限りです。
これから英語学習をしていく上で、大切なのは
自分独自の目標を持って、ちまちま少しずつ続けていく
これに限りますね!
これからも一緒に英語を学んでいきましょう!