この記事は、
「”持つ”haveや、”have + 過去分詞”、”食べる”時にもhaveを使う。」
「結局haveって何者なの…」
とパニックを起こしている方に向けた記事になります。
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私ドミーが思う、基本的に必要な英語(他の言語でも)のスキルは「イメージ力」です。
単語それぞれのイメージは一体どんなものなのか。それを見ていけば英語はそんなに難しいものではありません。
詳しくはこちらから。
無数にあるHaveの”意味”
Haveの意味には「受ける」「有る(存在する)」「帯びる」「居る」「備える」「含む」「つけている」etc…
このように無数にあります💦
それだけでなく!!
Have 過去分詞で使われたら「継続していること」「経験したこと」「完了したこと」という風に完了形で使われるし、もちろん過去分詞の部分が「現在進行形」にも、”Have”が”had”にも変わります。
そこが変われば「意味」は当然変わってきます
Haveを英語は多用しているんです…!
一見何のつながりもないこのHaveですが、全てはたった1つのイメージから来ています。
てかそもそも考えてみてくださいよ!!
言語が違うんですよ?英語と日本語で。
「英語を話せるようになるには何から始めればいいんだ!」の投稿にも書いてありますが、言語の違いは文化の違いです。
その「状況」や「トーン」や「誰が誰に言っているか」で意味は変わってきますよ。
それをいちいち英語から日本語の「意味」に直すなんて、
僕の家ではカレーは左手の薬指で食べているんだからみんなそうするべきだよ!
と言っているくらい横暴なわけです。
そりゃ無謀な話なわけですよと私は言いたいんです(切実に…)
話が脱線してしまいましたが、今回の主役Haveも同じことが言えるんです。
何度も言いますが、Have 過去分詞であろうが、Haveの無数にある意味であろうが、その他Haveの活用法であろうが、イメージは1つだけです。
この1つを理解して仕舞えば余裕です!
なので最後までお付き合いくださいね✨
Haveのイメージは「持つ」
そんなこんなで早速ですがHaveのイメージを見ていきましょう。
Haveのイメージそのままは「持つ」です
I have a pen.
これは言わずもがな「持って」います。
I have a brother.
これは、ペンのように持つのではないけれど、家族の話をするときも基本的にhaveを使います。自分が子供であろうが、親であろうが、弟であろうが、「自分が」持っているイメージを持ちます。
「兄弟が”います”」と訳せますが、be動詞を「です/ます/います」で習ったそこのあなた!
ここでなぜbe動詞が出てこないか、もうお分かりですね😁
もしbe動詞の”意味”もとい、イメージがわからない場合は、こちらの記事をご参照くださいませ🙇♂️
I have a party tonight.
「今夜パーティーがあります。」
と訳せますが、”I have”と言うことで、
『自分が持つイメージ』→『自分がコントロールするイメージ』
つまり…
「(私が主催する)パーティーが今夜あります。」
と言う風なイメージがあるというわけです!
なんかパーティーがあるんだってよ!
と言いたいときは、
There is a party tonight.
「そこに今夜パーティーが存在する」
=「今夜パーティーがあります。」
という訳になります。
訳して仕舞えば、
I have a party tonight.
も
There is a party tonight.
も、伝えたいことはこんなにも違うのに、どちらも同じ「パーティーがあります。」という訳になってしまうので、パニックになりやすいというカラクリですね〜!
Have to とMustの違いは?
Have toとMust この2つどちらも「やらなきゃいけない」という意味になりますが、どういった違いがあるんでしょうか?🧐
また、何でHaveを使うのでしょうか?見ていきましょう!
Have toは「義務を持っている」
I have to do my homework.
「宿題をやらなきゃいけない」
これは、”do my homework”の義務を「持っている(have)」ということなんですね!
だから、この文章を否定文にすると…
I don’t have to do my homework.
「宿題をする必要はない」
という風になります。
対して、
I must do my homework.
「宿題をしなくちゃいけない」
の否定文は、
I must not do my homework.
「宿題をやってはいけない」
になります。
なぜそうなるかは、後日助動詞についてお話をするときに説明をしますね✨
Have 過去分詞のイメージは「持ってくる」
「Have 過去分詞」と聞いてどんなものかパッと答えられますか?
言ってしまえば、「完了形」ですね!
例えば、
私はこれまでに2回その映画を見たことがある!
なんて言う時は
“I have watched the movie twice.”
こんな感じで言うんですが、この”have watched”が今回のメインディッシュで「have 過去分詞」なのです!!
もう一度日本語の文を見てみても、どこにもhave要素がないんですよね💦
今回紹介してきたhaveはどことなく、「あぁ、そういうイメージね」と想像できましたが、今回のは一筋縄では行かなそうですよね💦
でも言ってしまうんです…!
Have 過去分詞を理解したいなら「時間」を理解しよう
このHave 過去分詞を説明する前に、英語の時間の捉え方にフォーカスを置きましょう。
こちらも詳しくは次回の記事に書いていくつもりでございますので、また覗いてみてください✨
とにかく英語の時間の捉え方は、それぞれの世界として捉えていることがわかっています!
「現在形」は「いつものルーティン」か「普遍の事実」を表し、
「過去形」は「その時にあった事実」を表して「今とは関係のない話」
さて、ここで一つ問題です。
私はこれまでに2回その映画を見たことがある!
これはいつの話をしていますか?
過去?それとも現在?もしかしたら未来…?
もう答えを言ってしまいます!これは現在の話をしているんです!
過去ではないんです!
えー?でも”見た”んだから過去じゃん
と思う方、かなり多いと思います…
かなりの人がつまづいてしまうHave 過去分詞…
一度は考えたことはありませんか?
何で “I have watched…” なんて言い方するの?”I watched…”みたいに過去形で良くない?
それが何でHave 過去分詞じゃないとダメなのか、見ていきましょう…!
「見た」のは”過去”。でも”今”のはなし。
この記事を読んでいるあなたが思った、
えー?でも”見た”んだから過去じゃん
その通りです。その通りなんですが、イメージが少し違うのです。
私はこれまでに2回その映画を見たことがある!
ということは、
私は生まれてからこの瞬間までの間に、2回その映画を見た
ということなんです。
「この瞬間」というのは、言うまでもなく「現在」の話です。
この時点で、ある一点の話だけをする「過去形」は使えないことがわかりますね!
かといって、”I watch the movie.”と言うと、「いつも私はその映画を見ています」という表現になるので、今回伝えたいイメージとは変わってしまいます。
何度も言います。「見た」のはあくまで「過去」の話なんです。
ここで矛盾が生じるわけですよね!
お待たせいたしました。Have 過去分詞のイメージをここで見ていきましょう!
Have 過去分詞 「”過去”の事実(経験)を”現在”に持ってくる」
過去に2回経験した「その映画を観る」という事実を現在に持ってくるイメージが Have 過去分詞のイメージなんです。
こんな感じですね!
つまり、過去にあったその経験を「持って(have)」今に至る!
というイメージなんです!
余談ですが、この様に英語を勉強していると、
日本語では説明できないけど、なんかわかった!
なんてことが起きます。
それはかなりいい兆候です!
英語を日本語で理解しようとするのは、田んぼでカボチャを育てようとするものなので、必ずそういうことが起きます。
そしてこの兆候は、英語脳ができあがってきている証拠になるので、
説明できないということは理解できていないということなんだ!
と絶望するのではなく、胸を張っていってください!⭐️
Have been の意味は?
Have 過去分詞を勉強していると、必ずぶち当たる壁Have been。ただ、これも何の違いもありません!Have 過去分詞の過去分詞の部分がbeenなだけです🧐
ちなみに、beenの元の形は”be動詞”なんですよね。
彼はあそこにいます
この文章を英語に直すと、
He is there.
となりますね?
彼はあそこに2回行ったことがあります
となると、
He has been there twice!
となります。
「現在」の話をしていて、それでも「行った」のは「過去」。
彼は生まれてからこの瞬間までに2回あそこに行ったことがあります
という意味を含んでいるというわけです!
ほら、ぜーんぶ一緒😁
Have 過去分詞を過去形で表すと?
何で “I have watched…” なんて言い方するの?”I watched…”みたいに過去形で良くない?
という疑問ですが、先にも話した通り、あくまで「現在」の話なので「過去形」を使うとその時点で矛盾が起きてしまうということがまず1点。
そして、「過去形」のイメージは覚えていますか?
「”その時にあった”過去の事実を表す」だけだったはずです。
つまり「過去形」を使う時は、
「(昔は/ その時は/ 前は/ etc..)こうだった。(けど今は違う)」
というイメージが出来上がるのです。
今回の文章で言うと、
「(昔は/ その時は/ 前は/ etc..)その映画を2回見た。(けど今は違う)」
ど、どゆこと?
となるのがわかりますか?笑
だからHave 過去分詞を使うと言うわけですね!
日本語でのHave 過去分詞の使い方
そしてこのHave 過去分詞ですが、日本語でも良く使われているのをご存知でしょうか?
日本語では「過去形」と混在しているのでほとんどの方は気が付かずに使っています。
例えば、
お腹すいた?
と聞く人に対し、
さっきお菓子食べたんだよ
と答える。
こんな会話があったとしましょう。これちゃんと会話できていますよね!
誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
ただ、よくよく考えてみると不思議な会話なんです。
お腹すいた?
の質問に対し、正しい答えは
「お腹すいた!」か「お腹すいてない!」のはず。
ではなぜ「さっきお菓子食べたんだよ」の返答で会話が成り立つのか。
日本語は伝えたいことを”隠す”癖がある
それは、
さっきお菓子食べたんだよ。(だから、今はお腹すいてない)
という意味が含まれているからなんです。
実は()の部分が一番大切なんです!
でも日本語はそこを隠すんです!
こう考えれば、いろんなところでHave 過去分詞を使っているのがわかりませんか?
あんた何でゲームしてんの!
もう宿題終わったもん!
は、
もう宿題終わった!(から今ここでゲームしてるの!)
という意味が含まれているし、
〇〇君は?
もう帰ったよ
この会話は、
もう帰ったよ(だから今ここに〇〇君はいないんだよ)
という意味が含まれています。
挙げ出したらキリがありません。
さらに不思議なことに、これを丁寧に全て言うと、ちょっとウザいですよね😆
この様に、日本語は伝えたい意味を”隠す”癖があり、英語はそれをきちんと伝えないと伝わらない文化なんです。
結局Have 過去分詞は「現在」の話
今回の記事の内容をまとめると、
Haveはそのまま「持つ」イメージがあるんだ!
Have 過去分詞は、経験を「持って(have)」今に至るというイメージなんだ!
つまりHave 過去分詞は「現在」の話をしているんだ!
“過去”分詞という言葉に騙されちゃいけないんだ!
日本語でも「隠している」だけで、結構使ってるんだ!
つまり、普通の会話をするには使いこなすべきなんだ!
ということなんです!それだけ!
Have だけでなく、どんな単語でも1つのイメージさえ掴んで入れば、少々トリッキーな文章が出てきても大丈夫なのです👍
それでは良き英語学習ライフをお過ごしください🙇♂️
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