英文法

【be動詞】9割の人が知らないそれぞれの使い方と使い分け方

be動詞の使い分け方は簡単!

※この記事は、「be動詞がそもそも分からない」「何個もあって使い分けが難しい」「beって何なの?」この様にbe動詞の使い所や使い方が分からないという方に書いております。

be動詞とは?と聞かれると、

ボブ

"is""am""are"!!!

以上の3つは結構有名ですよね。1度は聞いたことがあるかと思います。

ただ、"be"動詞と呼ばれているにもかかわらず、肝心の"be"がどこにも登場しておりません。

果たしてどのように使われているのでしょうか?

be動詞とは何?

彼らの種類は、"is""am""are"の3つと、過去形である"was""were"の2つ。全部で5つあります。

結論、使い分け方は主人公の数によって変わります。

それぞれどのような使い方をするのか見ていきましょう!

be動詞の用法は?

先生

be動詞は"主語"と"補語"を

"="で結ぶ役割を担ってるんやで

と学校でも習いますが、詳しく分解すると下記のようになります。

I am happy.

I = happy.

私=幸せ

私は幸せです。

要は、"主人公"がどんな状態なのかを伝えてくれるのが、be動詞なんです。

be動詞の訳はどんなの?

「です/ます/います」は一旦忘れてください!

これからは少し不自然ですが、

「〜の状態で存在している」

こういう風に訳すように意識してみてください。

一体なぜでしょうか?

例えば、

「私には兄がいます。」

こんな文章が出てきた際、

ボブ

「います」があるからbe動詞出てくるやろ!

と思っていると、大怪我します。

それではボブくん、一度英訳してみてください!

ボブ

まず文章の主人公が"I (私は)"だ!

そして「います」があるから、be動詞も要るね!

"I"のbe動詞は"am"だから…

"I am"になるね!

そしたら、「兄がいる」だから、

"I am a brother."

できたぞ✨!!!

・・・・・・・あれ?

はい。そうなんです。"I am a brother."この英文の訳はどうなりますか?

"I am a brother."

「私は兄だ」

be動詞は「です。ます。います」じゃない!

こうなりますよね?これでは本当に言いたかったこととはかけ離れていますね。

実は「私には兄がいます。」という文章を英語に直すと、

"I have a brother."

となります。

「います」があるのにbe動詞が無い英語から日本語に訳すときに訳分からない、そんな状態に陥ってしまう可能性があります。be動詞は少々不自然だったとしても「〜の状態で存在する」と訳す様にしましょう!

be動詞"am"の使い方

be動詞amの使い方

一番シンプルなのが、"am"です。文章の主人公が「自分」の時にしか使いません。


be動詞"is"の使い方

be動詞isの使い方

話の主人公の数が"1"の時にしか使いません。

一見複数いるように見えたとしても、一度立ち止まってよく見てください。例:Our teacher「私たちの先生」"Our"(私たちの)は一見複数いるように見えても、"Our teacher"「私たちの先生」は1人しかいません。

be動詞"are"の使い方とは?

be動詞areの使い方とは

文章の主人公が"2以上"いる時にしか使いません。

どこまでが文章の主人公なのかに注意してください。"You and I"「あなたと私」が主人公なら、”2以上”いることになるので、be動詞はare。"You and I are"となります。

You are my friend.

あなたは私の友達です。

「あなた」は1人しか居ないのになんで"are"を使うのでしょうか?

実は、「あなた」という存在にヒントがあります。「あなた」という存在は「私」がいないと、存在できない人なんです。

つまり"話し手"含めて2人という事なんですね!

1度下記のことを想像してみてください。

あなたは今友達の"独り言"を聞いています。

次の3つのうち、

どの独り言を聞くと

あなたは怖くなりますか…?

A,「…俺今日何食べよかなぁ…ボソ」

独り言でわかる複数形

B,「…あいつ今大丈夫かな…ボソ」

be動詞の使い分け方

C,「…君名前なんて言うの…?ボソ」

be動詞の使い分け方

圧倒的にCじゃないですか?笑

「あなた」とか「君」とかの存在というのは、「私」がいないと存在できないんです。

だから、「あなた」が主人公の際は、主人公が複数存在する時の、"are"を使うという訳でございます。

be動詞は何で"動詞"なの?

英語は、「存在するだけで"動き"になる。」ということがあります。これは何もbe動詞に限った話ではありません。

一般動詞でも同じことが言えます。例えば、下記のような単語

「留まる」"stay"、「愛する」"love"、「願う」"hope"、「望む」"want"

動いてないのに"動詞"?

これらは全て"動き"ですが、実際に動いてはいませんよね?

be動詞も同じ感覚でいていただければ良いです!

be動詞の"be"って何なの?

"is""am""are"から「動きの部分」だけ消したものです。つまり動詞ではなくなるということですね!

"動き"の部分がなくなり「動詞」ではなくなったものの、意味が変わるわけではありません。「〜の状態」という部分は同じです。

"be"はどんな時に使うの?

上記にあるそのままですが、「〜の状態」という部分は残しつつ"動き"がいらない時にこの"be"が活躍します。

「be動詞(is,am,are)の裸の状態」と考えてください。

"誰"という服と"いつ"というズボンが2つ揃わないと、姿を変えることができず、"be"のままです。

beの使い方

"誰"の部分が「He」

"いつ"の部分が「今」

なら、"He is"になります。

"誰"の部分が「I」

"いつ"の部分が「過去」

なら"I was"になります。

"誰でもいつでも"という表現だと、"誰"の要素も"いつ"の要素も無いので、"Be"のまま使ってあげてください。

"Be quiet!"「誰でもいつでもここでは静かにしなさい!」

文章には1つの"動き"しか入りませんでしたね。

ただ「私はお医者さんになることを望んでいる。」この文章を英語に直すと、

「望んでいる」という"動き"の"want"「〜になる」という"動き"の"be動詞"が必要ですね。

しかし、"I want am a doctor"なんてことはできません。"動き"が2つも入ってしまっています。さてどうしましょうか。

"I want am a doctor"この"am"の部分を"be"に変えちゃいましょう!

"I want to be a doctor."これで相手に正しく伝わりますね。

途中で登場しました、"to"はまた前置詞の説明の際に詳しくお話をします。

まとめ

いかがでしたでしょうか!

be動詞は学校で習うことより遥かに奥深いわけなんですね。

be以外にも、"been"や"being"などもありますが、それはまた後日説明します。

ただ、"being"はもう想像することはできるかもしれませんね!

ヒントは、"be"+"ing"。それと、この記事を読んでいただけますと良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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